8月13日
お盆真っ只中の北海道に思いもよらないニュースが入ってきました。
このニュースの発端は、町のお金が後数年後には底をつくからという理由らしいです。
このニュースが出てから町内には報道の方々が道路に車を沢山駐車し、海や役場など町の風景をカメラに収めている姿があちこちに見えました。
人口がたった3000人。
観光の人を含め町外からのお客様はすごい多く見えました。
正直、私は反対です。
人口は他と比べれば少ないかもしれません。
でも、子供の人数は他の高齢化が進む町よりも多い方だと思っています。
その子供達全員が寿都にずっといるわけではないでしょうが、その子たちが放射能で汚染されていくのは耐えられません。
厳重なチェックや厳重な基準が存在し、同じ町内でも安全に核処分を行えると保障されていても、その不安は一生付きまとうはずです。
町長がたくさんのメディアに出ているのも見ました。
「建てて大丈夫か調査を検討する段階だから」
大人は口を揃えて自分達の町に核処理場ができるわけがないと高を括りながら話しています。
…でもそれが現実になったら?
大人はみんな寿命で居なくなった後、子供達が大人になった時。
言いだしっぺの大人よりも短い寿命だったら?
放射能が微量に溶け出て海の名産物も山の名産物も川のものも。
全て出荷できない食べられない危険と言われたら?
子供達が大人になった後、どんな経済が見込める?
たった一本
原発・核のゴミ処理場で働くことだけが残る
そんな未来作っていいんですか?
安全ではない。
そうは言いきれませんし、作るからには最善を尽くしてくれるかもしれません。
でも、自然災害は起きてしまうし、それによっての想定はどこまで正確かもわかったもんじゃありません。
いいんですか?
名前をあげてしまったことが、未来の若者をつぶしませんか?
先が見えない現状がどうしても怖くてなりません。
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